資産運用で配当金を得て、配当金で生活したい!
そんな夢を描いている方も少なくないはず。
私もそんな思いから投資を始め、配当金生活の実現に向けて一歩ずつ前に進んでいるところです。
今回は、月5万円の配当金を得るために必要な資金や、運用方法について試算してみましたので紹介したいと思います。
Contents
「お金に働いてもらう」ということ
配当金を得ることで、不労所得を得ることができます。まさに「お金に働いてもらう」ということです。
パートで月に5万円稼ごうと思ったならば、時給1,000円の場合で月50時間働く必要があります。
毎月5万円の不労所得を得ることは、何十時間分もの時短効果を生むことができます。
空いた時間でライフワークバランスを見直したり、さらに高収入を目指したりすることも可能です。
「お金があったら仕事辞めたい」という私のようなワーママ主婦は、節約で貯めたお金を運用し、自分の代わりにお金に働いてもらいましょう。
節約してお金を貯めたその先に待っているのが、配当金生活だったらとっても夢があると思いませんか?
必要な投資資金
毎月5万円の配当金を得るために、必要な投資資金とは一体いくらなのでしょうか?
非課税投資の場合、平均利回り5%で運用すれば、1,200万円で60万円(5万円×12ヶ月)の配当金を受け取ることができます。
平均利回り3%になると、2,000万円の資金が必要です。
NISA口座以外での運用の場合、5万円受け取るには75万円分の配当が必要ですので、平均利回り5%での運用でも資金は1,500万円必要です。
NISA口座を活用して、高利回り投資で運用することが実現への近道だということがわかります。
運用成績にもよりますが、月5万円の安定した配当金を得るには1,500〜2,000万円の資金があると良いと思います。
資金1,500万円までのステップ
毎月5万円の配当金を得るために必要な資金がわかったところで、その資金を貯めるためにはどのような貯蓄計画を立てれば良いのでしょうか?
10年で達成する場合
まずは10年で達成する場合のプランを考えてみます。
貯蓄のみで資金を用意した場合、毎月12.5万円の積み立てをすると、10年で1,500万円となります。
NISA口座で、平均利回り5%複利で運用した場合、毎月9.7万円の積み立てをすると10年で1,500万円となります。
同様に、平均利回り3%であれば、毎月10.7万円の積み立てが必要です。
NISAは2023年までの制度であり、これから運用を始める場合には10年分全てを非課税で運用することはできません。
実際にはもう少し余裕を持った貯蓄プランが必要になると思われます。
15年で達成する場合
15年で達成の場合、貯蓄でも8.3万円、平均利回り5%なら5.6万円の積み立てで1,500万円を達成することができます。
時間をかけることで、ずっと現実的なプランに変わりますね。
平均利回り5%以上を目指すには
安定した利回りをキープするには、長期的に高利回りを維持する銘柄をいくつも見つける必要があります。
利回りが5%以上の銘柄も良く目にはしますが、長期的に続くかどうかや、株価が下落しないかどうかというのは微妙な銘柄も多くあります。
国内株式の場合、高利回りで安定度の高そうな銘柄は、株価が高くてたくさんの資金が必要なものが多いです。
REITや海外株式、海外ETFなら、手頃な価格で投資ができて、業績が右肩上がりの銘柄が見つけやすいですよ。
平均利回り5%を長期間維持し続けるというのは正直難しいところです。
私も高利回りの投資を目指していますが、銘柄を探す際の目安は利回り3%に設定しています。
安定した利回りを出せる銘柄は、株価自体も値上がりしやすいです。
利確ラインを上回ったら、堅実に利確を繰り返すというのも心がけたいところです。
あまり欲張らず、REITや米国株、海外ETFなどの高配当銘柄を織り込みつつ、分散投資で手堅く現実的なプランを立てていきましょう。
配当金生活を目指すためのポートフォリオ
最終的に配当金生活を目指すのであれば、可能な限り毎月配当が得られるポートフォリオを作成したいですよね。
REITは年2回、米国株は年4回配当がある銘柄が多いですので、毎月配当金を受け取れるようにすることは十分に可能です。
私もまだまだ未完成のポートフォリオですが、毎月数千円〜3万円程度の配当金が受け取れるようになってきています。
銘柄を入れ替えするタイミング
一度組んだポートフォリオは、定期的に見直しも必要です。
見直しを行うタイミングには、
- 非課税期間満了時
- 株価の値上がり時
- 株価の値下がり時
- 減配された時
などあります。
毎日の株価の上下に一喜一憂する必要は全くありませんが、減配や一定期間の経営不振が続くようであれば損切りをして入れ替える事も考えていいかもしれません。
NISAの非課税期間満了時はもちろんのこと、私は購入時よりも株価が15-20%以上アップした際には、一度売却をして銘柄の入れ替えを検討するようにしています。
株価が上昇すると、相対的に利回りが減少します。
株価1万円で年間配当400円の場合、利回り4%ですが、株価が1万2,000円に値上がりすると、年間配当が400円のままなら利回りは3.3%です。
値上がり分の利益を確定して、別の高配当銘柄に再投資することで、資金を増やしつつ高利回りを維持することが可能です。
まとめ
配当金生活は夢のまた夢ではありません。
長期投資プランで計画的に配当金生活を目指しましょう。
1,500万円貯められれば、毎月配当金5万円を受け取ることも可能になるかもしれません。
NISAが利用できる今のうちに、手堅く運用して夢の配当金生活を目指しましょう。