皆さん投資はしていますか?
始めてみたいけど、
- どうしていいかわからない
- 投資に回す現金がない
- リスクが怖い、損しないか心配
そんな方に朗報です。
普段のお買い物で貯めたTポイントが、株の購入にも利用できる「ネオモバ」という新サービスが始まりました!
家族の大切なお金は、ガッチリ守りながらも着実に増やしていきたいですよね。
「投資はなくなってもいいと思える余裕資金で」とよくいいますが、正直なところ家族のお金を預かる主婦にはなくなってもいいと思えるお金なんて1円もありませんよね。
ですが、万が一なくなってしまっても家計に直接ダメージのないポイントであれば、「勉強代と思って使ってみてもいいかな?」と思える人も多いはず。
そこで今回は、これから投資を始めてみたい方におすすめしたい、ネオモバの特徴や、メリット・デメリット、取引開始までの流れをを詳しく紹介します。
ポイントを増やしながら、投資の勉強を始めてみませんか?
Contents
ネオモバとは
ネオモバとは「SBI証券」とTポイントの「CCCマーケティング株式会社」が合同で設立した「SBIネオモバイル証券」が運営する新しい投資サービスです。
ネオモバの最大の特徴は、なんと言ってもTポイントで投資ができるところですね。
通常、株の購入には現金のみが利用できます。
ネオモバでは、
- Tポイントのみを利用
- 現金とTポイントを併用
- 現金のみを利用
の3パターンで行うことが可能です。
購入した株を売却する際は、現金で購入したもの、ポイントで購入したもの、どちらも現金で受け取ることが可能です。
ポイントが現金になる!というのは、錬金術みたいでワクワクしますね。
ネオモバで取引可能な金融商品
ネオモバで取引可能な金融商品は、
- 国内株式(単元株・S株)
- 投資信託
- REIT(不動産投資信託)
です。
国内株式の場合、単元株(100株)とS株(1〜99株)の取引が可能です。
投資信託とREITは、少し探しづらいのですがちゃんと取扱があり、どちらも1株から取引可能となっています。
対象の銘柄で、条件を満たしていれば、S株取引でも配当や株主優待を受けることができるのも魅力の1つです。
ネオモバのメリット
Tポイントで投資ができる
ネオモバの最大の特徴であり、魅力的なのが「Tポイントで投資ができる」ということです。
冒頭でも少し触れましたが、「投資を始めてみたいけど、なくなってもいいと思えるお金はない」という人が多いと思います。
ですが、その「勉強代」がポイントだったらどうでしょうか?
しかも、ポイントを現金化できるというおまけ付きです。
ポイントが増える可能性がある上に、現金として受け取れるというのは、十分すぎるメリットですよね。
S株(単元未満株)の取引が可能
S株取引には、それ自体に
- 分散投資がしやすい
- 少ない資金で運用が可能
というメリットがあります。
ネオモバではこのメリットを最大限に生かすことが可能です。
S株取引のメリット①分散投資がしやすい
資産運用のリスクを低減する手法の1つに、「分散投資」というものがあります。
S株投資の場合、少量ずつ株を購入できることから
- 銘柄の分散
- 売買時期の分散
が可能です。
どちらもなるべく損をしないためにはとても大切なことですよ。
① 銘柄の分散
例えば、10万円を資金に投資するとした場合、10万円を1銘柄に投資する「一点張り」よりも、数銘柄に分けて投資した方が個々への投資金額が少なくなる分、リスクを抑えることができます。
投資した銘柄の1つの株価が下がってしまった場合、一点張りだと含み損になってしまいますが、複数銘柄を保有していれば、他の銘柄のプラス分で含み益…という場合もあり得ます。
② 売買時期の分散
株価は常に上下しながら推移します。そのため、売買時期を分散した方がよりリスクを少なくすることができます。
同じく100株購入する場合、1回で100株購入するのであれば、どのタイミングで買えばいいのかとても迷いますよね。
詳しい株の知識がなければ、これからどう株価が推移していくのかを予測するのは難しいです。
分けて購入するのであれば、「下がってきたから少し買い足してみる」や、「上がってきたから少し売ってみる」など、微調整も可能になります。
「ドルコスト平均法」という投資の原則とも言える手法が取り入れやすいのが良いですね。
S株取引のメリット②少ない資金で運用が可能
1株単位で株が購入できることで、投資へのハードルはグンっと下がります。
通常、株を購入する際は100株単位での取引となります。
- 株価300円なら30,000円
- 株価3,000円なら300,000円
最低でもこれだけの資金が、現金で必要になります。
しかしネオモバのように1株単位での購入が可能な場合、
- 株価300円なら300円
- 株価3,000円なら3,000円
これだけの資金があれば投資を始めることが可能です。
購入資金にTポイントも利用することができます。
まさに「買いたい銘柄を買える分だけ買う」というのが可能です。
取引手数料が無料
一般的な証券会社の場合、株の売買を行うためには、取引ごとに取引手数料がかかります。
例えばSBI証券の場合、S株取引だと最低54円の手数料が毎回かかります。
せっかくポイントで少額投資ができても、毎回54円も手数料を取られてしまっては利益よりも手数料の方が高くついてしまいますよね。
これに対し、ネオモバは月額利用料216円の定額制を導入しています。
月額利用料216円がかかりますが、月50万円以下の取引の場合、何回取引を行っても取引手数料は無料です。
月額利用料についても、毎月200円分の期間固定Tポイントとして戻ってきますので、月額利用料は実質16円となります。
この期間固定Tポイントは月額利用料に充てたり、ネオモバ以外で利用することはできませんので、ネオモバでの株の購入に利用しましょう。
手数料は「分散投資」の天敵とも言えますが、ネオモバならその心配もないというのが嬉しいですね。
確定申告が不要
投資を始める上で厄介なのが確定申告です。
確定申告なんてやったことないし、難しいし、面倒だし、知らない間に脱税してしまっていて家族に迷惑かけたらどうしよう!とか考えますよね。
二の足を踏む要因の1つではないでしょうか。
本来は給料以外の収入がある場合、必ず確定申告をしなければなりません。
もちろん株の利益も給与以外の収入に含まれますので、確定申告が必要です。
専業主婦や学生の場合、利益を出してしまったら「扶養を外されてしまうのでは?」という心配もありますよね。
そういった不安がある方は、SBIネオモバイル証券で口座開設を行う際に「ネオモバにおまかせ(源泉徴収ありの特定口座)」を選択しましょう。
実はこれだけで確定申告が不要になり、扶養から外されることもありません。
「源泉徴収ありの特定口座」を選択しておけば、SBIネオモバイル証券が私たちの代わりに確定申告を行い、売買利益の一部を利用して必要な税金を納付しておいてくれます。
税金を納付した後の「源泉徴収された利益」は所得金額の計算から除外されるため、扶養の心配もしなくて良くなります。
私は複数証券会社を開設し、実際に取引をしていますが、証券口座の開設を行う際には絶対に「源泉徴収ありの特定口座」を選ぶようにしています。
確定申告や税金について、専門的な知識を持っているから大丈夫!という方以外、どの証券口座を開設する場合においても「源泉徴収ありの特定口座」を選ぶようにするのがおすすめです。
少額投資であれば、支払う税金も数円〜数十円程度ですが、本格投資を始める際は、非課税投資ができるNISA口座を開設しましょう。
NISAの制度については、こちらの記事で詳しく紹介しています↓↓↓
ロボアドバイザーでプロ並みの運用も可能
いざ本格的に投資を始めてみよう!と思っても、「どの銘柄を買えばいいのか自分では決められない」という方もいますよね。
そんな方には、ロボアドバイザー(ロボアド)の「WealthNavi(ウェルスナビ) for ネオモバ」がおすすめです。
ロボアドバイザーとは、投資を完全お任せで行ってくれるサービスのこと。
SBIネオモバイル証券口座とは別に、「WealthNavi for ネオモバ」の口座を開設することで利用可能になります。
投資予定期間や許容リスクの大小などで診断を行い、自分に合った投資スタイルを設定することができます。
あとは専用の口座にお金を預けておくだけで、何もする必要はありません。
ロボアドバイザーが自動的に、堅実で最適な投資方法を選択してくれます。
「WealthNavi for ネオモバ」は資産10,000円から利用できて、積立投資も月5,000円から設定することができます。
こんな気軽にロボアドが利用できるなんて、利用しない手はないですね。
WealthNavi(ウェルスナビ)については、こちらの記事で詳しく紹介しています↓↓↓
https://manekatsulabo.com/wealthnavi/
ネオモバのデメリット
iDeCoやNISAには対応していない
SBIネオモバイル証券では、現在NISA(少額投資非課税)やiDeCo(個人型確定拠出年金)に対応していません。
そのため、利益が出た場合には利益分から約20%の税金が引かれることとなります。
本格的に投資を行うのであれば、NISAやiDeCoなどの節税可能な制度を利用しないともったいないですよ。
iDeCoについての詳しい内容は、こちらの記事で紹介しています↓↓↓
高額取引の場合、手数料が高くなる
1つ絶対に覚えておきたいのが、月50万円以上の取引を行った場合、月額利用料が1,080円にアップしてしまうことです。
- 〜50万円の場合、216円
- 50〜300万円の場合、1,080円
- 300〜500万円の場合、3,240円
- 500〜1,000万円の場合、5,400円
このように、取引額が多くなるほど月額利用料もあがっていきます。
月50万円以上の取引をする予定がある場合は、SBI証券や楽天証券などへの切り替えがおすすめです。
月額利用料が上がっても、期間固定ポイントは200ポイントのままですので、高額投資を行ってしまうと月額利用料分損してしまいますので注意が必要ですよ。
口座開設から取引開始までの流れ
口座開設には、マイナンバーカード(通知カードでもOK)や運転免許証等の本人確認書類が必要です。
スマホで撮影してアップロードすることが可能ですので、事前に手元に用意しておきましょう。
流れに沿って必要事項を入力するだけですので、とても簡単に数分でできます。
口座開設の際には、「ネオモバにおまかせ(源泉徴収ありの特定口座)」を選ぶようにするのをおすすめします。
ネットで申し込み完了後、1週間程でログインパスワードの記載されたハガキが書留で送られてきます。
①ログインとクレジットカード登録
ログインができたら、クレジットカードの登録を行います。
ネオモバの月額利用料の支払いはクレジットカード決済のみです。
口座開設後に必ず自分名義のクレジットカード登録が必要になりますので、自分名義のクレジットカードを持っていない!という方は事前に用意しておく必要があります。
ネオモバはネット申し込みから利用できるようになるまで1週間ほどかかりますので、新たに作る場合はその間に申し込みをしておくとスムーズです。
家族カードも自分名義のクレジットカードになります。
表の名前が自分の名前になっていればOKですよ。
②Tポイントの紐付け
Tポイントのカード番号を登録して、ネオモバとTポイントの紐付けを行います。
紐付けが完了したら、Tポイント投資を開始できます。
③ネオモバ口座に入金
投資に現金を利用する際には、事前にネオモバ口座に入金が必要です。
どこの口座からでも入金は可能ですが、おすすめは住信SBIネット銀行です。
住信SBIネット銀行の「即時入金」を利用すれば、振込手数料は無料です。
住信SBIネット銀行の口座開設は無料で、後にSBI証券を利用する場合にも利用することになると思いますので、現金を併用する可能性がある場合にはこちらも事前に申し込みしておくといいですよ。
住信SBIネット銀行以外からの入金では、振込手数料がかかりますので注意しましょう。
住信SBIネット銀行の便利な使い方は、こちらの記事で詳しく紹介しています↓↓↓
https://manekatsulabo.com/sbi-netbank/
まとめ
ネオモバでは、Tポイントを利用してワンコイン程度の少額から投資が可能です。
購入資金にはTポイントのみ、現金のみ、Tポイントと現金の併用が選べて、バリエーションも豊富!
ポイント投資はリスクが少なく、気軽に始められるので、これから資産運用を始めていきたい!と思っている投資未経験者やお金を減らしたくない主婦の方にもぴったりです。
配当金や株主優待がもらえたり、Tポイントを現金化できるのも嬉しいですね。
月額利用料は216円で、月50万円以下の取引なら取引手数料は毎回無料。毎月期間固定Tポイントが200円分もらえるため、クレジットカードを登録するだけで月額利用料も実質ほぼ無料の16円です。
面倒な確定申告は不要で、扶養から外される心配もありません。
ロボアドバイザーを利用して、本格的に積立することも可能ですよ。
みなさんも早速始めてみてはいかがでしょうか?