2016年からジュニアNISAが始まりましたが、始まって数年経った今でもジュニアNISAの浸透はイマイチなように感じています。
子供がいる家庭でも、「ジュニアNISAをやる必要はあるの?」とか、「どこで開設したらいいの?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
私にも子供がいるのですが、実際ジュニアNISAを開設するにあたり、いろいろと悩みました。
しかし、我が家ではIPO株投資に重点を置き、SBI証券でジュニアNISAを開設しています。
今回は、私がジュニアNISA口座をSBI証券で開設する決め手となったポイントについて紹介したいと思います。
IPO株って何?という方は、まずはこちらの記事からご確認ください↓↓↓
https://manekatsulabo.com/ipo-merit/
Contents
ジュニアNISAの基本情報
ジュニアNISAは、成人向けの一般NISAの子供名義版で、非課税枠が80万円、非課税期間は5年間です。
ジュニアNISAは子供が自分で投資をするための制度ではなく、親が子供の名義で資産を形成することが目的の制度です。
ジュニアNISAの場合、一度決めた金融機関を原則変更することができませんので、一般NISAやつみたてNISAよりも、証券会社選びは慎重に行わなければいけません。
また、ジュニアNISA口座に入金したお金は、非課税期間が終了しても18歳になるまで引き出すことができませんので覚えておくようにしましょう。
ジュニアNISAの注意点
- 金融機関の変更ができない
- 18歳までお金を引き出すことができない
SBI証券でジュニアNISA口座を開設するメリット
メリット①:売買手数料が無料
SBI証券では、ジュニアNISA口座での売買手数料が無料です。
ただし、ジュニアNISA口座での売買手数料が無料というのは、他の証券会社でも同様のサービスを行なっているところがいくつもあり、「SBI証券ならでは」というわけではありません。
これに関しては、大きく取り上げるほどでもないのかもしれませんが、手数料も売買を重ねれば馬鹿にできないコストになります。
余計なコストがかからない方法を選択することは、投資を行う上で重要なポイントになるかと思います。
メリット②:ジュニアNISA口座でもIPOにも参加可能
SBI証券といえば、言わずと知れた大手証券会社の1つですが、IPO株の幹事数が多いことでも有名です。
平幹事だけでなく主幹事となることもあり、IPO株の年間取り扱い数はトップクラスです。
しかも、SBI証券では未成年口座でもIPOに参加が可能です。
SBI証券にジュニアNISA口座を開設すれば未成年口座分の申し込みが可能となり、IPO株の当選確率をアップさせることができますよ。
当選した際にはジュニアNISA口座で買い付けを行うことができます。
IPO株投資の場合でも、すでに上場している株式取引と同様に、非課税枠を利用しなければ利益の約20%が税金として引かれてしまいます。
ですが、ジュニアNISA口座で買い付けを行えば、節税して利益を全額受け取ることができるという訳です。
メリット③:チャレンジポイントが貯まる
SBI証券のIPO株投資で忘れてはいけないのが、落選の度に1ポイントずつ付与されるチャレンジポイントですね。
コツコツと貯めていけば誰でもいつかは当選できるということもあり、このポイントのためにSBI証券から申し込みを行うという人も少なくないはずです。
そんなチャレンジポイントですが、未成年口座からの申し込みであっても、落選の度に1ポイントが付与されます。
当然、チャレンジポイントを使用して当選した場合にも、ジュニアNISAの非課税枠を利用することができます。
チャンレンジポイントを貯めておけば、本来は当選しにくいAランク以上の銘柄にも当選し、大きな利益を出すこともできるかもしれませんよね。
メリット④:売却した元金と利益は再投資に利用可能
ジュニアNISAに限らず、NISAでは非課税枠の再利用はできませんが、元金および利益は再投資に利用することができます。
払い出しは制限されていますが、使いまわすことができるということです。
メリット⑤:取引を家族に依頼する手間がない
本来、投資の取引は名義人本人が行う必要があります。
そのため、家族の口座を開設したとしても代理で取引することができず、名義人本人に依頼して取引をしてもらわなければなりません。
しかし、ジュニアNISA口座は親権者が代わりに取引を行うことが許されていますので、代理で取引を行うことができます。
メリット⑥:IPO株に当選しなくても、投資先が多彩で無駄にならない
IPO株の当選率は決して高くないので、IPO株だけでは運悪く非課税枠を使いきれないといったケースもなくはありません。
ですが、SBI証券ではREITや米国株式など、高配当で成長市場の銘柄も多数取り扱いがあります。
IPO株投資だけでなく、中期〜長期投資も併せることでより確実に運用を行うことが可能になります。
ジュニアNISA口座を開設する際の注意点
SBI証券に未成年口座をすでに開設している場合を除き、ジュニアNISAを開設する場合には、親権者がSBI証券に口座を持っていなければいけません。
もし、自分がまだSBI証券に口座を持っていないという場合は、まず先に自分の証券口座の開設を済ませておきましょう。
SBI証券でジュニアNISA口座を開設するためには、申込者(親)と口座名義人(子供)の続柄記載の住民票や、マイナンバーカード(条件を満たせば通知カードでも可)も必要となります。
成人のNISA口座はネットから簡単に1週間ほどで開設できますが、未成年口座の場合は申し込み書類は郵送となり、2週間〜1ヶ月と開設までに時間がかかります。
IPO株投資の場合、申し込み期間が決まっていますので、早めに口座を開設して準備をしておくのをおすすめします。
まとめ
ジュニアNISAは、一度開設すると変更がきかないため、どこに開設したらいいか並んでいる方も多いと思います。
SBI証券であれば、未成年口座でもIPO株投資にも参加でき、ジュニアNISAの非課税枠も活用することができます。
SBI証券のIPO株投資の最大のメリット「チャンレンジポイント」を効率よく貯めて、Aランク以上の好条件銘柄に当選できれば、大きく資産を増やせるチャンスもありますよ。
IPO株だけでなく、その他の投資商品のラインナップも多彩で、非課税枠を無駄にすることもないでしょう。
限られた資金を効率よく増やすには、SBI証券はとても魅力的です。
ジュニアNISA口座の開設先を悩んでいる!という方は、是非参考にしてみてくださいね。