節約術

【食費削減】月2回の「冷蔵庫空っぽデー」で簡単に食費を節約する方法。

「食費の節約」は、頑張っている割に効果が実感できず、節約したい主婦にとってはストレスが大きい項目ですよね。

我が家では、私がそこまで料理が得意ではないこともあり、「食費の節約」が上手くいかずにずっと悩んでいました。

しかし、月2回の「冷蔵庫空っぽデー」を作るようにしてから、大きなストレスもなく安定して食費削減が可能となりましたよ。

そこで今回は、我が家でも導入した「冷蔵庫空っぽデー」の内容や、食費節約を成功させる秘訣を紹介したいと思います。

 

冷蔵庫空っぽデーとは

冷蔵庫空っぽデーとは、その名前の通り、冷蔵庫の中の食材をほとんど使い切ってしまい、空っぽにする日のことです。

冷蔵庫には、冷蔵室、冷凍室、野菜室などがありますが、まずは「冷蔵室」に限定して行うのが始めやすいと思います。

我が家の場合、まずは冷蔵室のみから始め、現在では冷蔵室だけでなく、冷凍室や野菜室はもちろん、パントリー内の食材や調味料(主にタレやドレッシングなど)についても対象にしていますよ。

 

冷蔵庫空っぽデーに適している日

冷蔵庫を空っぽにした後は、当然買い出しに行く必要がありますので、冷蔵庫空っぽデーは食品セール開催日の前日や、休前日に行うのがおすすめです。

あまり頻繁にやりすぎても大変ですので、月1〜2回、多くとも週1回くらいのペースで行うのが良いですよ。

我が家では、月2回を目安にしていて、セール日と上手く合わせられなかった時や、週末に予定がある時には無理に行わないようにしています。

また、冷蔵庫に食材がたくさん詰まっている時に行っても意味がありません。

「明日買い物に行かなくちゃ!」と思った時に、押しの一手として行うのがベストです。

可能であれば、2日連続で行うことで効果はさらにアップしますよ。

 

冷蔵庫空っぽデーのメリット

冷蔵庫空っぽデーを行う一番のメリットは食費を節約できることですが、やってみると他にもメリットがあることがわかりました。

 

メリット①:食費が節約できる

冷蔵庫空っぽデーを行うことで、

  • ロスになる食材が減る
  • 買い物に行く回数が減る

などの理由から、食費を節約することが可能です。

どんなに安い食材を買おうと頑張っても、1回の買い物で節約できる金額は数十円、数百円の世界だと思います。

しかし、買い物に「行かない」ということができれば、買い物1回分をまるごと節約でき、1,000円単位の節約も夢ではなくなりますよ。

 

メリット②:ストックが減って、台所整理がしやすくなる

台所は家の中でも特に物が増えてしまいがちなところです。

食材だけならともかく、食器や調理器具などもあるため、ここに大量の食材まで保管するとなると物が溢れかえってしまうのは当然ですよね。

冷蔵庫空っぽデーを取り入れると、ストック食材を一掃できるため、パントリーなどの食品をストックするスペースを大幅に縮小することが可能になります。

ストック類が少なくなると、食材の管理がとてもしやすくなります。

同じものを買い足してしまったり、あると思ってたものがなくてメニュー変更を余儀なくされる…なんてことも減らすことができるかもしれません。

 

メリット③:ついつい買ってしまうけど、使わない食材がわかる

何度も冷蔵庫空っぽデーをやっていると、いつも残っている食材の傾向がわかったり、消費に苦戦するものが出てきたりします。

「安いから」「いつか食べるかも」と思って、ついつい購入してしまうものってありますよね。

缶詰やレトルト食品など、賞味期限の長いものの場合、「いざという時のため」と思って保管していても、「いざ」が訪れた時にはすっかり忘れていた…なんてことも。

自分の買い物のクセやパターンを知ることができるというのは、今後の節約に大きく役立つと思います。

 

メリット④:ストック用食材を新しいものに入れ替えできる

冷凍室やパントリーの中には、保存用の食材も入っていますよね。

保存用の食材の「使い時」って悩んでしまいませんか?

私の場合、保存用食材は使うのを後回しにしてしまいがちです。

そのため、使いたい!と思った時には賞味期限が切れていたり、品質が低下してしまっていた…ということもあります。

冷蔵庫空っぽデーでは、今あるもので献立を作るためにストック食材を確認する必要があることから、「もうそろそろ食べないと痛んでしまうかも」と早めの段階で気付くことができるようになります。

 

メリット⑤:冷蔵庫の詰め込みすぎを防いで、節電効果も二重どり

冷蔵庫を空っぽにすることで、余計なストック品が一掃されることから、冷蔵庫の詰め込みすぎを防ぐことができます。

冷蔵庫の詰め込みすぎは、電気代がかさむ原因になることから、詰め込みすぎを防ぐことで食費の節約だけでなく、節電効果にも期待ができます。

 

冷蔵庫空っぽデーのデメリット

家にある食材の内容に合わせ、使い切りレシピをその都度考えなければいけないため、献立作成が大変!というのが一番のデメリットでしょう。

自分では良いメニューが思い浮かばないような場合には、ネットで献立を検索してみるのがおすすめですよ。

 

冷蔵庫空っぽデーで気付いた食費節約を成功させる秘訣

購入するのは「必要なものだけ」にする

使うかもしれないものの多くは、使わないもしくはなくても困らない物がほとんどです。

また、「安いから買っておこう」という安易な考えは、食材ロスの原因になりがちです。

次の買い物までに使う予定があるもの、必要なものだけを購入するように心がけましょう。

 

調味料はお気に入りを厳選して、似たようなものは置かない

調味料の中でも、タレやドレッシングなどは同じようなものがいくつも冷蔵庫に保管されていませんか?

調味料は家族のお気に入りを厳選して、似たようなものをいくつも置かないようにしましょう。

調味料の場合、万が一「ストックがない!」ということになっても、他の調味料で代用したり、基本調味料から手作りすることも可能ですので、持ちすぎには注意すると良いですよ。

 

使う頻度や量が多くないものは、割高でも使いきれる量を購入

限定されたメニューでしか使わないような食材や調味料、1度に使用する量が僅かなものってありますよね。

使う頻度や量が少ないものは、割高でも価格自体が安価な使い切りサイズで購入するのがおすすめです。

使い切れずにロスになってしまっては、むしろ余計に割高になってしまいますよ。

 

冷蔵庫空っぽデーの節約効果

我が家の場合、平均して月2回程度のペースで、2日間連続で冷蔵庫空っぽデーを行なっています。

我が家の場合、冷蔵庫空っぽデーを取り入れる以前は平均月5万円弱の食費がかかっていました。

導入して1年ほど経ちましたが、現在では4〜4.5万円ほどに節約できるようになっています。

約1割ほどの圧縮ができたため、大きなストレスもなくこの節約効果に大満足です。

使い切りを意識できるようになったことから、お買い物スキルも上がったように思います。

 

まとめ

冷蔵庫空っぽデーは、食材のロスを低減し、無理なく食費の節約ができるおすすめの節約法です。

日頃のお買い物のクセを見直すことで、余計なお買い物を減らすことができれば、今の食費から1割減!も夢ではありません。

ストック品が減ることで、台所の整理がしやすくなったり、冷蔵庫の詰め込みすぎによる電気代の増加も防ぐことができます。

簡単で、効果的に食費を節約したい!という方は、是非取り入れてみてくださいね。

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よこしま
よこしま
育児をしながらフルタイムで働くワーキングマザーです。//ゆるめの節約術を取り入れながら、資産運用も取り入れて家族の大切なお金を守っています。「ずぼら主婦」の私でもできたゆるゆる節約法や頑張らない貯蓄法、初心者向けの投資法などを発信。